ヨーロッパには日本では見ることのない古いタイプのエレベーターが残っているようです。今回は「鉄道好き芸人」として活動している鈴川絢子さんが、フィンランドのとあるホテルで出会った変わったエレベーターを紹介します。
■フィンランドのエレベーターの扉は手動
日本では、呼び出したエレベーターが到着すると自動で扉が開きますよね。しかしフィンランドでは、エレベーターが到着したらドアのハンドルを引いて、自分で開けて中に入る仕組みになっているのです。もちろん閉めるときも手動です。
■エレベーターのかご内には扉がない
通常、エレベーターの室内である「かご」は壁面や扉の面で囲われていて、エレベーターが昇り降りする空間の「昇降路」を移動するときは密閉されます。しかしこちらのエレベーターではかご側に扉がなく、先ほどの外についた扉の面はむき出しの状態です。そのため、昇降時はむき出しの面に近づかないよう、注意書きがされています。
といっても、フィンランド国内のすべてのエレベーターが手動の扉というわけではなく、もちろん自動で開閉する扉のエレベーターもあるようです。
実際に鈴川さんが乗ってみた一部始終は動画で記録されています。ぜひご覧ください。