“食”をテーマに世界の国々が独自の文化をアピールするためイタリアで開催された「ミラノ万博」が、大盛況のうちに先日、幕を降ろしました。とくに日本館の盛り上がりは顕著で、長蛇の列が生まれ、入館するまでに数時間待ちの状態が連日つづいたそうです。
“キム兄”こと、木村祐一さん
ミラノ万博日本観の公式サポーターを務めたのは、料理人としても知られる“キム兄”こと木村祐一さん。万博の開催期間中、現地の人々へ簡単に作れる日本食をふるまいました。
■「日本食が、いかに丁寧に作られているか改めて実感した」
日本館のフードコートでは、天ぷら、寿司、カレーライスなどがメニューに並んでいました
ミラノ万博日本館では、日本食の魅力を紹介するフードコートや農耕の様子を表現したイメージCG・3D映像のコーナー、さらには食文化を紹介したり、観客がお箸の使い方を体験したりもできるライブ・パフォーマンスショーのコーナーなどが設置されています。
木村さんも、海外でおこなわれる日本のプレゼンテーションを見て、日本食がいかに丁寧に作られているかを改めて実感したそうです。
■キム兄、ミラノの食通たちに「そうめん」をふるまう
木村さんは今回、公式サポーターとしてミラノの食通たちへ日本食をふるまうことに。提供したのは、特製のつゆを使った“あたたかいそうめん”。
そうめんには、奈良県桜井市「マル勝高田商店」の麺を使用
料理に使用したオリーブオイルや牛肉は、地元ミラノの食材。日本的な解釈でどのような仕上がりになったのか気になるところです。木村さんが音頭をとり「いただきます」ののち、食事がスタートしました。
真剣な表情でそうめんを口にするミラノの食通たち
木村さんは、このそうめんで何を伝えようとしたのか? そして、ミラノの食通たちはどのような反応を見せるのか? その一部始終は動画に記録されています。
【動画】木村祐一、イタリア・ミラノで和食をふるまう
(執筆:Facebook navi編集部)