大阪府
【アザラシの育てかた ~ラピスの育て親のおはなし~】
#生きものサロン #あの頃のラピス

5年前の3月1日のお昼、ゴマフアザラシのラピスが誕生しました。無事に産まれて周りの飼育員はほっとした様子でしたが、私は同時に不安を感じていました。

というのも、私はこの日の前日に魚類の担当から、アザラシの担当になったばかりの動物初心者の飼育員。正直なにもわからない状態でした。

このとき私の頭の中は「このアザラシの親子にこれから何をしてあげればよいのか?」「この赤ちゃんアザラシは元気に育つだろうか?」などなど、既に頭の中は考え事でいっぱいでした。そしてこの後、その不安が悪いほうに働いてしまったのか、ダイヤの子育ては順調に進みませんでした。お母さんアザラシが、お乳を与えなかったのです。

こうして私はラピスの親代わりとなり、新人アザラシ担当としての子育てが始まりました。

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まず子育ての基本はミルクです。

アザラシの子供に、どんなミルクを与えているかご存知ですか?

実は海外ではアザラシやセイウチといった海獣専用の粉ミルクが作られているんです。今回はその粉ミルクに、「サーモンオイル」という鮭から絞った油を混ぜ、40℃くらいに温度を合わせてラピスに与えることにしました。

次は作ったミルクをほ瓶に入れて飲ませます。さっそく私は作ったミルクをラピスに飲ませようと張り切っていたのですが、これがなかなか上手く行きません。ラピスはほ乳瓶を咥えることが出来ず、こぼれたミルクを少し飲む程度で、十分にミルクを飲んでくれなかったのです。

【続きはサロンで】https://synapse.am/contents/monthly/kaiyukan

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右往左往の子育てを乗り越え、ラピスは今年でもう5歳。もちろん、他のアザラシたちと一緒に元気に泳いでいます(^^)

さて、こちらは「生きものサロン」に掲載した、飼育員の「お話」の抜粋でした。続きはサロンでお読みいただけます。

有料会員制コミュニテイ「生きものサロン」では、あなたの「もっと知りたい!」と飼育員の「もっと伝えたい!」をつなぐような、様々な『お話』や『イベント』をメンバーの皆様と楽しんでいます。

今まで見えていなかった視点、大人だから楽しめる視点で、生き物たちと過ごす世界を見てみませんか?

気軽に試せる月額300円のコミュニテイですので、「それ、なあに?」という方も、一度のぞいてみてくださいね♪

◆海遊館生きものサロン
https://synapse.am/contents/monthly/kaiyukan
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