埼玉県の病院で働く女性看護師が勤務する病院は、国内で感染が広がり始めた2月ごろから、新型コロナウイルス患者を受け入れている。患者は全員軽症で、発熱などの症状のみ。20代~30代の患者が多く、日々の仕事は、検温や食事の配膳、体を拭くタオルを渡すなど、さほど大変ではなかった。 秋になり感染者が再び増え始めてからは、病院の状況も一変した。40代~60代の患者が増え、基礎疾患のある人の薬の管理、日常生活の介助など仕事内容が増えた。また患者の重症化リスクが高いことから、こまめに様子を見に行くなど、よりきめ細やかなケアが求められるようにもなった。 一方で、病院内にウイルスを持ち込まないよう、仕事を離れた日常生活でも緊張を強いられる生活が続いている。旅行と飲み会が趣味だという女性。春先からそのどちらも楽しむことができていない。再び感染が拡大した状況に「絶望した」と話す。 「私たちは正直ずっと自粛している。患者さんに病気をうつしてしまうと怖いので。夏くらいまではなんとか我慢したが、最近の感染拡大に絶望…。いつまで我慢しなくてはいけないのと…。」 ↓続きはこちら
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