アンケート調査を行う

ユーザーの気持ちや満足度を知るためにアンケート調査が行われます。通常、アンケート調査を行うには、アンケート作成、アンケートの公開、回答者集め、結果分析などに費用がかかる場合がほとんどです。しかし、Facebookページでアンケートを公開すれば、すでに「いいね！」をしてくれているユーザーに対してアンケート調査の協力依頼をすることができます。そこで、ここではアンケート調査を行ってみましょう。

今回利用するのは「SurveyMonkey」というサービスとアプリです。SurveyMonkeyは無料からアンケート調査を実施できるサービスです。無料の場合は、1つのアンケート調査に10件の質問を設定できます。また、回答件数の条件は100件までという制限があります。アンケート自体はSurveyMonkeyのWebサイトで作成しますが、FacebookアプリをFacebookページに追加すれば、作成したアンケートをFacebookページで表示できます。

SurveyMonkeyは海外のアプリですが日本語に対応しており、ほとんどの説明が日本語化されているので、他の海外アプリに比べるとわかりやすいでしょう。さまざまな選択肢の種類が用意されているので、目的に合ったアンケートを作りやすく、デザインのカスタマイズなども可能です。

なお、アンケート調査は闇雲に質問を作ってしまっても、結果を正しく判断できないことがあります。どんな目的でアンケートを作るのかよく考えてみましょう。自社サービスの満足度、新製品の評価、Webサイトの使い勝手など、アンケートを作る時はテーマを1つに絞って作成するとユーザーも答えやすくなります。SurveyMonkeyには、アンケートのテンプレートもあるので、初めてアンケート調査を自前で作るという方は、最初はテンプレートを元にカスタマイズしていくのがおすすめです。ここでは、システム開発会社が自社のサービスの満足度や自社を知ったきっかけなどについて調査するという前提で、アンケートを作成していきます。