Facebookページは、基本機能だけでなく、アプリを追加することによってさらにその可能性を広げることができます。Facebookアプリには、大きく分けてユーザー向けのアプリとFacebookページ向けのアプリがあります。
(出典:小さな会社のFacebookページ集客・販促ガイド)
1. Facebookアプリとは
Facebookは、Facebookの機能を拡張するようなアプリという仕組みを用意しています。アプリには、Facebookが開発したものと、Facebook以外の会社や個人が開発したものがあります。 Facebookはオープンなプラットフォームとして、外部のアプリを受け付けるためのAPIを公開しているため、誰でもFacebook上で動作するアプリを開発できるようになっています。アプリによって、Facebookをより便利に、楽しく使うことができるようになっているのです。
Facebook公式でないアプリであっても安全かつ適切に利用できるように、「Facebookの開発者向け原則とポリシー」が用意されており、すべてのアプリはこのポリシーに準拠した形で開発することが義務付けられています。 外部の開発会社または開発者が提供するアプリの利用データやコンテンツは、Facebook以外のサーバー上に置かれることになります。
2. ユーザー向けアプリとページ向けアプリについて
Facebookアプリには、ユーザー向けのアプリとFacebookページ向けのアプリがあります。ユーザー向けのアプリとしては、ゲームがプレイできるアプリや音楽を聞けるアプリなどさまざまなものがあります。
一方で、Facebookページ向けのアプリは、Facebookページに新しいページを追加して、タイムラインだけでは表現できないコンテンツを掲載する、お問合わせを受け付ける、コンテストを開催するというように、用途に応じていろいろなアプリが用意されています。
なお、一部のFacebookページアプリでは、ユーザーが利用する時に、ユーザー向けのアプリをインストールする必要があるものもあります。
3. アプリセンターについて
Facebookのアプリを探すために役立つのが「アプリセンター」です。アプリセンターでは、友達が利用しているアプリや人気のアプリを探すことができます。アプリセンターに掲載されている各アプリの情報を見れば、そのアプリがどのようなアプリなのか、利用者はどれくらいいるのか、友達は使っているのか、評価はどうなのかといった情報が得られます。
また、自分がすでにインストールしているアプリは、左側のメニューの一番下に表示されている「アプリ」をクリックすると、一覧で表示され、そこから削除したり再設定できるようになっています。 Facebookページ向けのアプリは、「ページ用アプリ」というカテゴリから探せます。しかし残念ながら現在表示されるアプリが少ないので、ここから自分が使いたいアプリを探すのは難しいでしょう。
4. Facebookページにアプリを追加するには
Facebookページにアプリをインストールする方法は、各アプリによって手順が異なります。Facebook上にページを用意していて、そこからアプリのインストールができるものもあれば、外部のWebサイトでアプリを提供していて、そこからアクセスできるようにしているものもあります。また、インストールした後の処理や表示画面も、アプリによって異なります。 共通の仕様としてあげられることは、「アプリの認証」というステップです。 認証の内容はアプリによって異なりますが、アプリを追加するユーザーのFacebookアカウントの情報(メールアドレス、生年月日など)へのアクセス、さらに管理しているFacebookページの情報へのアクセス、ユーザーに代わって投稿する権限などです。
アプリを追加するFacebookページ以外のページへの管理権限も求められる場合があります。 これらの認証が求められる理由は、そのアプリが意図する動作を実行するために必要なものですが、各アプリの利用規約をよく読んでから認証するようにしてください。 アプリを使ったページのカスタマイズに慣れていないユーザーは、認証を求められる時点で、アプリのインストールをやめてしまう方もいますが、アプリの開発元の信頼性やアプリの機能、情報にアクセスする目的などを確認し理解すれば、それほど不安に思う必要はないでしょう。
5. Facebookページからアプリを削除する
追加したFacebookページアプリはいつでも削除できます。Facebookページからアプリを削除するには、以下の操作を行います。
6. Facebookページからアプリを非表示にする
アプリはアンインストールしなくてもかまいません。ここでは、一時的に非表示にしたいという場合について解説します。