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手鏡を見ながらメイクをすると、老けた顔になってしまう?

朝の忙しいときや、ちょっとしたメイク直しで、コンパクトな手鏡を使って化粧をすることはありませんか。しかし、手鏡を使ってメイクをしていると、洗面台などの大きな鏡でメイクをした場合と比較して、老けた顔に仕上がってしまいます。その理由について、ご説明します。

■顔との距離の近さ、向き合う角度がポイント

手鏡で化粧をすると老け顔になってしまう理由は、2つあります。1つ目は、顔と鏡との距離が近づいてしまうこと。

小さな手鏡でメイクをほどこす場合、大きな鏡台などで見るのとは異なり、顔との距離が近くなりがちです。日常で人と対面するよりも近い距離で鏡を見た場合、ほかの人が気にならないようなシミやシワが目についてしまい、知らず知らずのうちに化粧を厚くしてしまうことに。必要以上に化粧を厚くしてしまうと、肌本来の自然なツヤや質感、色が隠れてしまい、健康的な顔からは遠ざかり、老け顔の一因となります。

2つ目の理由は、鏡を見るときの顔の角度。手鏡と向き合うとき、その位置が、顔の位置より低くなることが多いです。すると自然に、顔や目線を下へと向けることになり、目じりや眉毛の下がったメイクになってしまいます。これにより表情が暗くなり、若々しさが損なわれてしまいます。

とはいえ、出先や隙間時間のメイクにコンパクトな手鏡を使ってしまう人は少なくないと思います。もし使うときは、顔との距離は近づけすぎず、鏡を見つめるときの顔の角度には気をつけて、老け顔メイクを回避しましょう。

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