■常温の缶コーヒーや缶ビールを冷やす方法を検証
「缶ビールや缶ジュースなど冷やしていたつもりが冷蔵庫に入れていなかった!」という経験のある方も多いのではないでしょうか。お客さんがきて冷やしていたものを飲みきってしまい急ぎで冷やしたいというケースもあるかと思います。さらには「冷凍室に入れておいた缶ビールを忘れて凍らせてしまった!」という話もよく聞きます。そこで今回はキャンプなどアウトドアをする方にはお馴染みの方法ですが、缶飲料を短時間で冷やしたいときの技とその効果をご紹介します。
この日の室温は27度。常温で室内においていた缶は23度となっていました。まず一般的に冷やす方法として冷蔵庫に一晩入れておいたものは9度でした。これくらいまで下がってくれれば飲みやすいわけですね。次に常温の缶を10分間冷凍室に入れてみたら20度になりました。下がった温度は3度だけです。
■常温の缶コーヒー、缶ビールを冷やすために氷水を使う
氷水を作ってみます。私は冷凍室にいつも保冷剤をいれてありますので、氷と保冷剤を併用しましたが氷だけでも効果は同じです。その中に常温の缶飲料をいれてゆっくりグルグルと回転させます。手を使うと冷たいので菜箸などを利用するといいでしょう。
ポイントは氷水に缶を入れっぱなしにしておくのではなくて、缶の中の飲料に均一に冷たさが伝わるようにゆっくり回すことです。
10分間氷水の中でグルグルとさせた缶飲料を開けてみましたら、5度まで下がっていました。23度から5度まで一気に下がり、一晩冷蔵室にいれていた9度よりも冷たくなっていることがわかります。
今回は分かりやすいように10分でやりましたが、5分くらいでもかなり冷たくなりますので急ぎの場合はその程度の時間でもよいのではないでしょうか。これらの温度はその日の室温や缶の種類によって多少の違いはあると思いますので参考までにしてください。また缶飲料を冷凍するのは破裂のおそれもあるので避けたほうがよいかと思います。 (執筆:矢野 きくの)
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