日本の夫婦の約半数が一緒に寝ているというデータがあります。それだけを聞くと仲が良くていいことのようですが、ウィーン大学の教授が睡眠の質に男女差があるという発表をしました。その研究結果によると、一緒のベッドで寝ている夫婦のうち男性だけが頭の回転が悪くなってしまうというのです。
ウィーン大学の研究チームは、複数のカップルに最初の10日間は一緒のベッドで眠ってもらい、その後の10日間は別々のベッドで眠ってもらって、それぞれ起きた後に知力テストをするというモニタリングを行いました。同じベッドで寝た翌日、男性は「よく眠れた」と感じていたものの眠りは浅く、別々のベッドで寝たときに比べてテスト結果が悪くなる傾向がみられました。一方、女性はどちらのケースでもテスト結果にあまり影響がないことが分かりました。
一緒のベッドで寝ていると、体が当たったり、布団を引っ張られたりして、どうしても睡眠が浅くなってしまいます。そのため、ストレスホルモンが上昇して熟睡できないケースが確認されており、男性のほうがその傾向が顕著にみられるようです。あくまで限られた数のカップルでの実験結果のため、全ての人に当てはまるわけではありませんが、なかなか興味深い結果だと思いませんか。
「林先生が驚く初耳学!」
2015年7月26日(日) よる10時15分~11時09分
MBS - TBS系全国ネット
司会:林修、大政絢
ゲスト:小出恵介、澤部佑(ハライチ)、志尊淳、高畑淳子、千原ジュニア、ホラン千秋
次回の放送内容:1年の半分以上は干上がるのに魚が住み続けている“水たまり”にまつわる驚きの事実、都心から離れた東京下町にコーヒー店が増えている納得の理由など、今回も全国から寄せられた選りすぐりの「初耳学候補」が登場します。また、これまでさまざまな「食」に関する出題で林に連勝中の料理研究家・土井善晴氏は、和食に欠かせない調味料に関する出題で7つ目の“初耳学”認定を狙います。