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個タクの屋根にある“星マーク”の秘密

個人タクシー
知らない街や道に詳しくない地域で頼りになるのがタクシー。中でも個人タクシーはドライバーとしての経験年数や無事故・無違反の経歴等、厳しい条件をクリアしないと営業許可が下りないため、ユーザーとしても安心して乗車できる交通機関のひとつです。

そんな個人タクシーの天井部分のランプ(行燈)に「星」を付けて走っている車体があるのをご存知でしょうか? これはユーザーがより優良な個人タクシーを選択できるようにと設けられた「マスターズ制度」によるもの。その星の数も1つから3つとランク分けされています。

個人タクシーのドライバーが「星」を獲得しようと思ったら、まずは”ひとつ星”からスタート。次の“ふたつ星”は最低半年間大きな問題や事故を起こさなかったドライバーに与えられ、最高位の“みつ星=マスター”は最低1年間“ふたつ星”を維持し、「マスター認定基準」による審査に通った個人タクシーのみに与えられます。

マスターの認定とみつ星をゲットしても毎年厳しい審査が行われ、基準に満たない事業者は降格することもあるそう。これだけハードな条件をクリアして走行しているみつ星の個人タクシー。見つけたら、つい手を挙げてしまいそうですね。

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