2013年、式年遷宮ということで、伊勢神宮や出雲大社に参拝する人がたくさんいました。その熱は、未だに冷めていません。やっぱり一度は参拝してみたいと思いますよね。でも、実際のところちょっと遠いなと感じる人もたくさんいると思います。そこで東京にいならが半日で両方に参拝する方法をご紹介します。
まず伊勢神宮。東京の飯田橋に鎮座する東京大神宮に参拝します。「東京のお伊勢さま」と呼ばれている東京大神宮は、「東京でもお伊勢参りができるように」と、明治天皇が、伊勢神宮の遥拝殿として創建されたものです。東京大神宮は、縁結びの神様として有名で、若い女性がたくさん参拝していますね。「恋みくじ」といって和紙でできた人形のおみくじが人気です。
一方、出雲大社は、六本木に鎮座する出雲大社東京分祠でお参りができます。ここは、出雲大社の御祭神、大国主大神の御分霊を奉斎しています。そのため、東京分祠に参拝することで、島根の出雲大社に参拝したことになるわけですね。出雲大社も縁結びの神様といわれているので、ぜひ参拝したいものです。ちなみに、出雲大社の分祠は北海道から沖縄まで日本各地、そしてハワイにもあるので、それぞれお参りするのもいいですね。 （執筆：川崎 さちえ）
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