ライフ

飛行機は禁煙なのに、なぜ灰皿があるのか

機内
ご存知のとおり、飛行機の中ではタバコが吸えません。にもかかわらず、トイレに灰皿がついているのを見たことはありませんか? 禁煙のはずの機内になぜ灰皿が設置されているかご存知でしょうか。

以前、機内でタバコが吸えた時代もありましたが、その名残ではなく、実は灰皿の設置は義務付けられています。最新の飛行機でも例外ではなく、灰皿がついていないと離陸すらできないことになっています。これは、ルール上では禁煙と決まっていても、隠れてタバコを吸う人がどうしてもいるためで、万が一タバコを吸う人がいても適切に処理できるように灰皿がついている、というわけです。

機内は湿度が低いことに加えて、トイレは紙など燃えやすいものがあるため、とくに火事がおこりやすい場所といわれています。実際、今から40年ほど前に機内で火災が発生し乗客のほとんどが犠牲になった事故がおこりました。原因はトイレでのタバコの不始末とみられており、これがキッカケとなって灰皿の義務化がすすみました。

飛行機が安全なフライトをするために、万一のことを考えて禁煙になった今でも灰皿がついているというお話でした。

More info

「林先生が驚く初耳学!」

2015年4月19日(日)よる9時00分~2時間スペシャル!
MBS - TBS系全国ネット
司会:林修、大政絢
ゲスト:生瀬勝久・田村淳・岡江久美子・中島健人ほか

今回のみどころは・・・

・生瀬勝久も感動!絶景の南極ロケから問題
・鈴木亮平が出題…修道院の仰天メタボ対策
・好評企画第2弾!科学で美味しさ点数化…ココイチのトッピング1位は?
・林先生あ然…「加齢臭が耳の後ろから」は間違い!

<あわせて読みたい>
最速で出入国手続きをする方法
憧れのビジネスクラスに格安で乗る方法
パスポートに隠されたもう1人のワタシ!?
シェアする