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ひと言で「メガネが似合う芸能人」と言っても、いろんな種類の「似合う」があるのではなかろうか?

『ねとらぼ調査隊』が「メガネが似合うと思う俳優ランキング」なるテーマのアンケート調査結果を、ランキング形式にして発表していた。さっそく、その「ベスト10」を以下に紹介しよう……と、その前に! タイトルには「俳優」とあったが、「ベスト20」までをざっと眺めてみるかぎり、女優さんの名前は一人も見当たりませんでした! 

 
単に、順位で並べたらたまたま20位までのすべてを男性俳優陣が占めていただけなのか? それとも、昨今「男優」というワードは「アダルトなほうのダンユウ」と認識されるのが一般的で、「〜だと思う男優ランキング」だと「しみけん」だとか「加藤鷹」だとかに票が集まりかねないから……なのか? おそらく後者のケース、つまり「俳優=役者」ではない、

 
「女優=女性の役者/俳優=男性の役者」

 
……って解釈なんだろう。が、まだまだ私は「俳優」とくれば、つい女性の役者さんも含めてイメージしてしまうので、こーいうときはズボラせずに「メガネが似合うと思う男性俳優」と正確な表記をお願いしたい……と、別に本気で怒っているわけでもないくせに文字数稼ぎだけのためにインネンをつけるのはこれくらいにして……今度こそ、その「ベスト20」をご覧になっていただきたい。

 

1位:星野源

2位:阿部寛

3位:福山雅治

3位:木村拓哉

5位:中井貴一

5位:及川光博

7位:竹野内豊

7位:水谷豊

7位:佐藤健

10位:神木隆之介

 
なお、追記しておくと……11位は、中村倫也・菅田将暉・小栗旬・所ジョージ・高橋一生の5人。ちょっと “同率” が多すぎ! いったい分母はどれくらいなんだ? あと、所ジョージは(男性)俳優なの? 正直、いくつかのツッコミどころはなくもない……けれどまあ、集計の数字に忠実であったがゆえの奇妙なラインナップだと、ここは好意的に捉えておく。

 
それにしても、ひと言で「メガネが似合う」と言っても、いろんなパターンの「似合う」があるんだなぁ……と、あらためて実感した。たとえば、

 
「スッとした薄顔系で、メガネをかけてもかけなくても印象がほとんど変わらない(=メガネの存在感が皆無→メガネが完ペキ顔に溶け込んでいる)」

 
……ようなタイプ。前出の面々だと、星野源がその典型で、中井貴一や及川ミッチー、高橋一生……なんかがコレに属するのではなかろうか? 次に、

 
「くっきりとした濃顔系で、メガネをかけるとワイルドからガラッと知的な雰囲気へと変化する」

 
……ようなタイプ。コレは阿部寛や福山雅治にキムタク、竹野内豊、佐藤健……あたりか? 

 
「メガネがトレードマークとなり、もはやメガネなしでは、違和感ありまくり! 」

 
……なタイプも実在する。所ジョージがその筆頭格で、『相棒』以降の晩年の水谷豊も、大きく括ればこのパターンなのかもしれない。あと、「男性俳優」以外にも目を向けたら、宮川大輔、山里亮太、『サンドウィッチマン』の伊達みきお……なども、間違いなくココ! キャッチーなメガネを外見的な自己アピール・アイテムに使用するのは、いまだ(とくに)お笑いタレントにとってはスタンダードな手法ってことなんだろう。

 
さて! もし仮に、である。「サングラス」も「メガネ」と見なすのならば、「芸能界一メガネが似合う男性タレント」としてダントツでトップの座に輝くのは……やはりタモさんしかおらんでしょ! あと、ついでに一つ!! 1ヶ月ほど前、とあるニュース番組に、片方のフレームが丸型で、もう片方のフレームが長方形型のメガネをかけた某識者がコメンテーターとして出演し、ウクライナ問題について語っていたけど、いくらその斬新なデザインがオシャレでキャッチーだったとしても、テーマとの整合性を考慮したら……個人的にはやや不謹慎な気がしてなりませんでした。以上! 

 

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