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メモ魔が厳選したスマホで使える文具

元編集者が厳選するスマホ文具

雑誌の取材というものは、メモのデキで仕事の質の良し悪しが決まります。いまはスマホで手軽に音声記録ができるようになりましたが、忙し過ぎるエディターには、録音内容を聞き直す時間などあるはずもありません。当然、メモの文具に対する目線はシビアになります。

元プロのメモ魔目線で見たスマホ連携文具を2点レビューしてみたいと思います。

■書き味が秀逸過ぎる「Su-Pen(スーペン)」

エディターを辞める一年前位から、スマホの手書きメモアプリの便利さの虜になっていた筆者ですが、そのアプリの出来に対してペンの出来が追いついていない現状がありました。しかし、さすがは技術立国の我が国。そんな不満を一発でかき消してくれる素晴らしいスタイラスペンがマーケットに投入されました。そのアイテム名は「Su-Pen」。

スタイラスペンの弱点は書き心地のスムーズさとペンの重量のバランスが取れていないこと。今までのものは、軽量化にこだわり過ぎるがあまり「適度な持ってる感」が犠牲になっていたわけですが、「Su-Pen」は他のデジタルペンよりもやや重く、指先にズシリときてくれます。その重量バランスと、筆圧を完全に再現してくれる筆先を持っており、メモを取るのが楽しくて仕方がなくなります。

Su-Pen(外部サイト)

■スマホ連携ノート「CamiApp (キャミアップ)」が使え過ぎる!

スタイラスペンがいくら秀逸だと言っても、手書きのメモを手放す事はできません。しかし、ファイル管理はデジタル機器が最も得意とする分野ですので、手書きのメモもデジタル化して必要な時にパッと取り出せるようにしておきたいものです。スマホと連携するノートとしては「CamiApp」というアプリがエディターレベルで見ても秀逸の出来だと評価できます。

「CamiApp」が秀逸なのは、アクションマーカーと呼ばれる手書きの振り分け記号が付いている点です。記号の形を登録しておけば、アプリのOCR機能を活かして記号を認識。好みのフォルダに勝手に振り分け保存をしてくれるので、メモが増えるスピードにスマホがついてきてくれます。また、EvernoteやDropboxとも連携できます。

多忙な人がデジタルメモ帳に求めるのは「保存と振り分けが楽で必要な時に一瞬で取り出せる」という機能ですから、アクションマーカー機能を持つ「CamiApp」を使いこなせるようになれば、仕事のスピードが間違いなく高速化します。

CamiApp(外部サイト)
開発:コクヨS&T
価格:無料

スマホで使える文具は多種多様ありますが、仕事の効率化が第一という多忙な人は上記の文具を試されてみてはいかがでしょうか。

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