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まだ間に合う!ハワイで過ごす夏休み

羽田発&地方空港発の海外旅行が便利に

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2014年3月、羽田空港国際線ターミナルが増築・拡張されたことにより、羽田発の海外旅行がいっそう便利になりました。現在、羽田~ホノルルを就航している航空会社はANAJALハワイアン航空の3社。いずれも深夜に出発し、翌朝到着というスケジュールになっています。

羽田のメリットは都内はもちろん、地方空港からの出発が楽になるということ。日本国内線の飛行機は基本的に羽田発着が中心。国際線ターミナル拡張と同時に、ANA・JALともに国際線への乗り継ぎバスの運行を開始し、ターミナル移動がラクになりました。今までは一度国内線ターミナルの外に出て、自分で無料循環バスに乗らなくてはならなかったので、かなりの改善です(最終目的地までの搭乗手続きと手荷物の預け入れ完了など条件あり)。

■ハワイ家族旅行は個人手配 or ツアー?

結論から言うと、年に1~2回程度の家族旅行なら、ツアーにしたほうが断然ラク。大手旅行会社はホノルル市内やホテルにオフィスやツアーデスクを設置しているので、何かあっても気軽に相談できます。

ツアーの場合は、各社ホノルル市内のトロリー無料券や朝食・一部ツアー代金半額サービスなど特典付きのことも多いのですが、今回注目したのはANAグループの旅行会社、ANAハローツアーの「夏バケファミリー ハワイ」(2014年度は10月25日出発分まで発売中)。

このツアーのメリットは成田・羽田どちらを利用しても同一料金(一般的には羽田発が高い)、通常の航空券と同様にエコノミークラスでも事前座席指定可能といった、航空会社ならではのサービスを提供していること。さらに現地救援費用などの海外旅行保険付き。「これは他の旅行会社にはないサービス」(ANAセールス広報)とのこと。4人家族で1週間分保険を掛けると数千円以上かかる場合もあるので意外とうれしいものです。

■無料オリジナルツアー付きのコースを選ぶ

最近の旅行商品では参加者限定で「追加代金不要」という無料オプショナルツアーを実施するところも出てきました。特にハワイは定番観光スポットを半日で回るコースなどが用意されています。

先ほど紹介したANAハローツアーの「夏バケファミリー」では、今年6月からノースショア方面へ行く「ハレイワライン」(火・土曜運行)を新たに追加。実際に同じルートを案内してもらったのですが、人気のマツモトシェイブアイスに多少並んでも時間に余裕があるし、希望者はエビの養殖で有名なカフクまで連れていってくれるので、名物のガーリックシュリンプを食べることも可能。

さらに8月28日までは月・木運行「サム隊長と一緒に幸せの星ホクレアを探そう!」を実施しています(「夏バケファミリーホノルル」参加者は無料、それ以外のコースは大人5,000円)。サムさんは日本語が堪能で、ハワイの伝統的航海術による木造船「ホクレア号」でハワイから横浜まで渡航してきたメンバーのひとり。ハワイで「ホクレア」と呼ばれる星の探し方、星座の見方などを教えてもらえます。

ハワイへの気分を高めるためにハワイ州観光局のFacebookページも見ておきましょう。

もうひとつ、アメリカやハワイへ渡航する方はESTA(エスタ)の申請や更新も忘れずに!アメリカ大使館による日本語での申請案内はこちらです。

パッケージツアーの申し込みは出発10日前までというところがほとんど。お盆時期を外せばツアー料金はお手ごろ価格になります。今からでも間に合うので休みが取れたら出かけてみてください。ハワイの風と海に癒やされる休日を!
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