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大谷選手の目標達成に欠かせないのは「運」!? 本人が語る、夢を叶える運の拾い方

ロサンゼルスエンゼルス・大谷翔平選手が今年、日本はもとより、全米中で注目された行為があります。それは、「ゴミを拾うこと」。打席で、四球で一塁へ向かう途中で、マウンドからダッグアウトへ帰る途中で、もしゴミがグラウンドに落ちていたら、躊躇することなく拾って、ユニホームの後ろのポケットに入れます。練習中でもそうですし、ブルペンでもよくその行為を見かけます。

大谷は、花巻東高1年のとき、佐々木洋監督の教えによって、「目的達成シート」を作成しました。強い目標(夢)を中心に置き、周囲9×9の合計81マスに細分化した目標を書き込んだもの。大谷が中心に書いた目標(夢)は「8球団からのドラフト1位指名」でした。

そして、中央の目標(夢)を達成するために必要な要素を8つ記入しました。それは、

①体づくり、②人間性、③メンタル、④コントロール、⑤キレ、⑥スピード160キロ、⑦変化球、⑧運、でした。

この中の『運』を引き寄せる具体策として、「ゴミ拾い」、「部屋そうじ」、「あいさつ」、「審判さんへの態度」、「道具を大切に扱う」、「プラス思考」、「応援される人間になる」、「本を読む」といった要素を挙げています。

重要なのは、『運』を引き寄せる具体策として、「ゴミ拾い」を第一に(真っ先に)挙げていることです。

大谷は、ゴミが落ちていたとき、拾わずに通り過ぎようとすると、ゴミの方から「お前、それでいいのか?」と呼ばれているような錯覚に陥るそうです。

「他人がポイッと捨てた運を拾っているんです」

ゴミを見つけることが楽しみに変わり、一つゴミを拾うたびに運が貯まっていくという考え方。今年、大谷はその行為から運を引き寄せていることを証明しましたし、これからも証明し続けるでしょう。

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