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ブームの火つけ役!川崎の工場夜景の楽しみ方を徹底ガイド

工場夜景がブームな理由とは?

最近、色々なところで”工場夜景”という言葉を耳にしたり、工場夜景ツアーのポスターやチラシを街中で見かけたりしませんか?

工場夜景ブームは2008年に川崎で始まったバスで巡る工場夜景ツアーが試験的に開催され、大ヒットしたことがきっかけで、その後、各地でクルージングツアーや撮影ツアーなども開催されるようになりました。

工場夜景は非日常的で近未来的な景観を楽しめることもあり、週末にもなると多くのツアーがほぼ満員状態となります。工場夜景と聞くとなんとなく男性的なイメージが強いのですが、意外と女性の工場夜景ファンも多いようです。

ここでは川崎の工場夜景スポットを様々なアクセス手段から楽しむコツを紹介したいと思います。

■川崎の工場夜景スポットへアクセスするには?

工場夜景スポットは川崎に限らず、観光地として整備されているわけではないので、お世辞にもアクセスが良いとは言えません。そのため、駅から徒歩だけで訪れることは難しく、これまでは自家用車での移動に限られていました。

ただ、工場夜景がブームになってからはバスツアーやクルーズ船のツアーが開催されているため、今では誰もが気軽に工場夜景を楽しめるようになりました。アクセス方法によって眺められる工場夜景のポイントが変わってくるため、個々のアクセス方法別に工場夜景の楽しみ方を見ていきましょう。

■その1:自家用車で工場夜景を楽しむ

お金もそれほどかけずに好きなところを好きな時間に回れるのが自家用車の魅力。川崎臨海部は自家用車でもアクセスできるスポットが多数あり、今回はお勧めのスポットを2カ所紹介したいと思います。

(1)浮島町

川崎の工場夜景エリアで最も北東部にあり、首都高速の浮島ICを降りてすぐのエリアとなります。周囲は石油工場が多く、迫力あるプラント群を間近で見られるため、スケール感の大きさに圧倒されることでしょう。

お勧めのポイントは浮島ICを降りて、浮島通りを北西方向に1kmほど進むと左手にカーブが見え、カーブをさらに1kmほど進むと東燃ゼネラル石油のプラントが右手に広がります。ここのポイントは訪れる人も多く、週末にもなると観賞や撮影で来られる人が後を絶たない程の人気ぶりです。

(2)千鳥町

火力発電所がある千鳥町は産業道路からもほど近く、浮島町に並ぶ人気スポットとして知られています。道路に併走する形で貨物専用の線路があり、線路付近から触媒工場をメインとした工場夜景が間近で眺められます。

さらに付近にある石油工場からは時々、“フレアスタック“と呼ばれるガスを焼却する際に出る激しい炎を見ることができ、突然のフレアスタックに驚く人もいるようです。

■その2:バスツアーで工場夜景を楽しむ

自家用車を持たない方や、女性グループで工場夜景を楽しむならバスツアーもお勧めです。ツアーは団体行動で専任のガイドもいて、誰もが安心して夜景観賞を楽しめます。

バスツアーの魅力として、自家用車では入れないミステリースポットもコースで組まれているようなので、穴場スポットも楽しめます。バスツアーは川崎観光協会が企画しており、ホームページでも申し込みができます。

■その3:クルーズ船で工場夜景を楽しむ

日本で初めて「工場夜景ジャングルクルーズ」が川崎で企画され、最近では川崎または横浜エリアで多くのプランから好みのコースや日程を選んで申し込むことができます。

クルーズ船はバスや自家用車でのアクセスと異なり、運河から工場夜景を眺められるのが特徴で、炎が吹き上がる煙突やプラント群を間近で眺めることができ、最も臨場感ある工場夜景が楽しめます。ツアーによっては船首に上がって夜風を浴びながら工場夜景を眺めることができます。

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