■1月7日は千円札の日
キャッシュレス化が進み、現金をあまり使わないという人も多くなった昨今。みなさんは1月7日が千円札の日だということを知っていますか?
1950年1月7日に、1946年の新円切り替え後、初の千円札が発行されたことにちなんで「千円札の日」と制定されているのだそう。
普段何気なく使っている千円札ですが、なかには額面以上の価格で取引される「プレミア紙幣」があることをご存知でしょうか?
■レアもの紙幣を見分ける方法
発行番号(左上と右下に記載されているアルファベットと数字)を見ると、価値の高い紙幣に出会えるかもしれません。
この番号がぞろ目(例:111111)、1桁(例:000001)、キリの良い数字(例:100000)だと価値がかなり高くなるのだとか。
例えば、野口英世が肖像のレア紙幣。「777777」のぞろ目では3万円以上の価値がついているケースもあるのだとか。
同じ千円札なのにこんなにも高値で取引されるなんて驚きですね。
■エラー紙幣はもっと高額!?
エラー紙幣は、さらに高額で取引される可能性があります。
エラー紙幣とは、紙幣の製造過程でミスが起こったもののチェックを通過してしまった極めて珍しい紙幣のこと。
製造におけるミスには、下記のようなものがあるのだとか。
印刷ミス…印刷が欠けており絵柄の一部が空白、または絵柄が片面のみの状態
印刷ズレ…絵柄がずれて重なったりして印刷されているもの
耳付き…紙が折れたまま断裁した場合などに起こるもので、紙幣の角にカットされていない余分な紙が残ったもの
記号違い…紙幣の下部に記載されているアルファベットと数字が表と裏で異なっている(通常は一致)
このエラー紙幣は、なんと10倍から1000倍以上の価値がつくことも!
具体的な価格は専門的な知識が必要になるので、発見した場合は専門家に依頼することが重要です。
ぜひ、あなたの財布にある千円札をチェックしてみてください。