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「都道府県を自動判別する日本初の地域ポータルサイト」を自負し、私もけっこうな頻度で同サイトが提供するコンテンツをネタに使わせていただいている『Jタウンネット』が、
「性格が良さそうな都道府県はどこ?」
……なるアンケート調査を実施(得票総数:3836票)。そのランキング結果を公表していた。とりあえずは「ベスト5」と「ワースト5」を、親愛なる読者の皆さまにお知らせしておきたい。
[ベスト5]
1位:北海道
2位:沖縄県
3位:静岡県
4位:岩手県
5位:宮崎県
[ワースト5]
43位:佐賀県
44位:滋賀県
45位:和歌山県
46位:大分県
47位:山梨県
「性格が良さそう」とは、またざっくりとした曖昧な設問ではないか。当然のこと、北海道にだって財布からお金を黙って抜いちゃうようなキャバ嬢もいるし(※実際、ススキノでそれをヤラれた経験があるw)、山梨県にだって毎年地元でつくられたワインをお歳暮で送ってくださるワイナリー経営者もいる(※10年以上も前に一度取材しただけなのに)。
そもそも「性格が良い」ってえのが具体的にはどんな性格を指すのかは、人によってまちまちゆえ、仮に自分の出身地が「ワースト5」にランクインしたところで、気にすることは一切なかろう。ただ、逆の見方をすれば、「曖昧」で「具体性に乏しい」概念ゆえ、よりいろんな妄想が掻き立てられるという側面も否定できなくはない。
で、そんな掻き立てられた妄想力を遊ばせながら同ランキング表を凝視していると……私は「今回のアンケート結果には、とある定則がある」ことに気づいてしまった。
まず、「ベスト5」の都道府県は、1位・2位が独立的なかたちで海に囲まれている。そういった環境下にある人たちは、他都道府県からの “いらん影響” も受けづらく、すくすくと育っていく……みたいなイメージがある……のかもしれない。あと、3位〜5位は、どれもとにかく面積が広い。そして、その「広さ」は「おおらか」みたいなイメージと直結する……のかもしれない。
次に、「ワースト5」の都道府県を見てみよう。佐賀県と大分県は「福岡県」、滋賀県は「京都府」、和歌山県は「大阪府」、山梨県は「東京都」……と、いわゆる「各地方ごとの中心とされている都道府県」にどれも隣接している。その相対的な位置関係が複雑なコンプレックスのようなものを生み、それが性格の面にも微妙な影を落とす……みたいなイメージを抱いてしまう……のかもしれない。
もちろん、ここまでの私の分析が、どこまで的を射ているかなんてわからない。 “単なる偶然” でしかない可能性のほうが、むしろ高いと思う。大した裏取りも下調べもせず、ほぼ直感的に無理やり導き出したロジックでしかないのだから、一フリーライターの自分勝手な戯言とシカトしてもらってかまわない。いや、シカトしてほしい。ご静聴(ご静読?)ありがとうございましたm(_ _)m