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ハンバーグ、バーベキュー、妖怪、タオル……おもしろ検定にチャレンジしよう!

もともと検定といえば、英語検定や簿記検定といった自らの能力やスキルを証明したり、就職や転職を有利に進めたりするためのお固い印象のものでした。しかし、2000年代初めに起きた空前のご当地検定ブームで、そのイメージは一変。趣味や雑学の領域にも検定ブームの波が到来し、ちょっと変わったテーマのマニアックな検定も登場するようになりました。今回は、日常をちょっと楽しくするユニークな検定を紹介します。
 

■まずはグルメ系の検定にチャレンジ

まずは、「唐揚検定」。日本唐揚協会のホームページ上の試験に合格すると、唐揚のスペシャリスト「カラアゲニスト」として活動することができます。年齢、性別、学歴などに関係なく誰でもチャレンジできるので、唐揚好きならぜひ一度トライしてみては。また、日本コロッケ協会が主催する「コロッケ検定」も、公式サイト上の試験に合格すると「認定コロッケニスト」として協会員に認定されます。ただし、初回で合格する人はわずか3%という驚異の難易度。現在はリニューアルされ難易度が下がったそうですが、まだまだ難しすぎるとの声も。問題の中にヒントが隠されている模様なので、問題文を注意深く読んでチャレンジしてみましょう。

また、みんな大好きハンバーグをこよなく愛する人によって組織された団体「日本ハンバーグ協会」でも、11月7日から検定サイトをオープン。歴史から調理法まで、ハンバーグに関する深い知識が求められるこの検定に合格すると、男性なら「ハンバーグ侍」、女性なら「ハンバーグ小町」として認定されます。ハンバーグマニアならこの検定に挑んでみましょう。パンが好きな方に受けてもらいたいのが「パンシェルジュ検定」。「パンシェルジュ」とはパンとコンシェルジュを合わせた造語で、パンについて深い知識のある案内人のこと。これまで6回開催され、延べ2万3,000人の方が受験した人気検定です。
続いて紹介するのは、「バーベキュー検定」。分厚いステーキの焼き方や火加減自由自在の炭のレイアウト方法など、バーベキューに関する幅広い知識が問われます。この資格を持っていれば、仲間内のバーベキューで引っ張りだこになること間違いなし。日本の伝統的な食である魚についての検定は「魚食スペシャリスト検定」。魚に関する料理や文化、歴史など、専門的な知識を問われるこの検定は、仕事で魚を扱うプロフェッショナルの方こそチャレンジしてもらいたいです。料理の味の要となる出汁をテーマにした検定もあります。その名も「だしソムリエ」検定。昆布やかつおなどの日本のだしだけでなく、フレンチや中華など世界中のだしについてを学びます。これを受講したことがきっかけで、料理コンテストで優勝した方もいるとのこと。料理の基本を学びたい人から料理を極めたい人まで、さまざまな方に受講されています。

■キラリと光る個性派検定

食以外にも、オリジナリティ溢れる検定がたくさんあります。まずは、「ほめ達!」検定。「ほめ達!」とは、ほめる達人の略で、独自の切り口で価値を見つけ出す人のこと。セミナーと検定がセットになっていて、つい他の人を叱りがちな経営者やリーダー、親たちにこそおすすめの検定です。続いては「箸検定」。ただの箸とあなどることなかれ。日本古来から伝わる箸の文化や正しい箸づかい、和食のマナーが問われるこの検定に合格すると、箸ソムリエとして箸文化の普及活動ができます。

境港妖怪検定」は、全国に伝わる妖怪に対する知識を問う検定です。試験を主催するのは「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家水木しげるさんの生まれた鳥取県境港の商工会議所。会場に、この漫画のキャラクターが来ることもあるそうです。

日本一のタオルの産地である愛媛県今治市を中心に行われるのは「タオルソムリエ資格試験」。目的や用途に応じてタオルを選ぶことのできるタオルソムリエになることができます。タオルひとつとっても、素材や織り方によって数千種類あり、とても奥深いです。

最後に紹介するのは、「バースフレンドリー検定」。妊娠出産に関する知識を問う検定で、育児と仕事の両立を目指すため、先日新しくできあがりました。今後、本格的に検定がスタートする予定なので、Facebookページをチェックしましょう。

気になる検定がありましたら、Facebookページに「いいね!」してくださいね。
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