体のためにも、仕事の効率を上げるためにも、睡眠時間の確保は大切だと言われています。とある企業や学校では、業務時間内や授業が開始される前に、5分から10分程度、短時間のお昼寝タイムを設けているんだとか。
睡眠は大切…… そうは分かっていても、忙しい社会人は、ついつい睡眠時間を削って仕事に没頭してしまいがちです。
そんな中、松本淳❘アースメディア代表(@Ju_Matsumoto)さんの投稿が話題になっています。
大事な話をします。
40を超えたあたりから、バリバリ働いてた同世代の社長たちが体を壊したり、長期療養になるケースが目につく。
共通するのは、みな「睡眠時間が短い自慢」をしてた人たち。たまたまかもしれないけど、自分の周りは本当にみな当てはまる。
寝ないのは、何かを犠牲にしてるのかも。
睡眠不足は、免疫力の低下やストレスの増加、生活習慣病のリスク増加など、体に様々な悪影響を及ぼすと言われています。厚生労働省によると、標準的な睡眠時間は6~8時間だそうです。
しかし、中には睡眠時間が標準よりも短い人がいます。そうした人は「ショートスリーパー」と呼ばれ、あまり睡眠をとらなくても健康上異常をきたしません。
投稿者さんの周りに多くいたというショートスリーパー。しかし、それは年齢が若く多少無理をしても大丈夫なだけだったのです。40歳を超え体が衰え始めたころ、そうした人たちが大きく体調を崩してしまいました。
この投稿には、共感の声が殺到。「2~3時間睡眠でずっと働き続け40歳になってつけがきた」など、体調を崩した体験談が多く寄せられました。
松本淳❘アースメディア代表(@Ju_Matsumoto)さんは続いて、こう投稿しています。
ショートスリーパーのツイートから24時間。ものすごい反響にびっくりしてます。みんな、悩んでるんだなあと。
睡眠時間を削ってでも何かをやりたいという気持ちは分かる。自分も、昔は焦りもあった。だけど、命や健康よりも大事なものなど、やっぱりないと思う。
皆さん、どうか、自分を大切に。
つい仕事が忙しい時は「もっと頑張らないと!」「やるには睡眠時間を減らすしかない!」と、無理をしてしまいがちです。若い時は、体に悪い習慣もすぐには響かず、なおさら気づくことが難しいのかもしれません。
しかしその結果、歳を重ねた時に大きく体調を崩し、仕事ができなくなってしまっては本末転倒です。長く健康な人生を過ごしていくためにも、無理をし過ぎること無く、適切な睡眠時間の確保を心がけたいですね。