日本各地に猛威を振るった台風19号。この影響で多くの地域が停電したことは記憶に新しいですよね。実際に停電すると「停電した!」とSNSに投稿したくなるのが人間の心理かもしれません。ですが、停電したときに何気なく投稿してしまう危険性について、大根フット(@AM_Shaggai)さんの投稿が話題となっています。
ネットリテラシーの話をするよ
停電したときに思わず「停電した」ってつぶやきたくなっても絶対しないでね。過去に突然停電してネットで停電情報確認したら自分が住んでる地域のごく狭い範囲だけだったこととかあるから、検索したら住所ほぼ割れちゃいます。
緊急事態になったとき、周りに危険を知らせるために投稿したことが、こんなことに繋がるなんて…。非常に怖いですよね。
また、日常の何気ない投稿ですら危険という声も。
「雨降ってきた!」、「揺れた!(地震で)」も注意が必要だと思っています。必ず範囲を調べてからツイートするようにしています。
さらには投稿だけでなく、フォローしている内容も…。
「なにをフォローしているか」でも地域がかなり絞られる可能性がありますよね。案外盲点になりやすいのが交通情報。通学通勤ルートを割り出されてしまい、危険な場合もあります。
天候、交通情報、鉄道情報、住んでいる地域の情報…。投稿内容やフォローしているアカウントだけで、ストーカーに住所を特定されるとしたら怖いですね。
ネットストーカーは「そんなことで?」という内容から居場所などを特定してしまうとのこと。
特定する人は少ない情報で当ててきますからね。本当はSNSほど危ないものはないんですけど、時代なので上手く扱っていきたいものです。
毎日気軽に使えるSNSは便利なツールですが、危険と隣り合わせだということはつい忘れがち。停電や台風の状況、利用している鉄道の運行状況など日常の何気ない内容でも場所を特定できる内容は投稿しない方がいいのかもしれません。投稿する前に「これは大丈夫かな?」と一度確認する癖をつけてみるのはいかがでしょうか。