子ども1人を一人前に育てるには2000万円くらいのお金がかかるというのが通説で、経済的な事情で子どもを産まない、産めないという人もいる時代。一方、お金がなくても子どもを産む人もいるわけですが、今こんなツイートが注目されています。
お金無いのに子供作る夫婦意味がわからなかったけど、ある程度子が育ったら奨学金借りさせて生活費に出来る(返済は子供)し成人したら家に金入れさせるから子供増やせば増やすほど将来的な世帯年収が増えるって考えてる人と会話してそれ聞いてゾッとした その人夫婦揃って非正規なんだよな…
アラサー限界会社員(@98KOo0QYeEiEOgJ)さんによるこの投稿に対してネット上では、
「うわー、ゾッとしました」
「子供の人生をなんだと思っているのか・・・」
「子どもは親の所有物とでも?」
「子どもの未来に生活費丸投げ」
「そんな理由で産み落とされて借金漬けにされる子供が本当に可哀想でならない」
…と怒りの声が溢れました。一方で、「これはまさに自分の親のことだ」とコメントした人が意外にも多いことが分かりました。
「こわっ!って思ったけどよく考えたらこれうちの親だ。このおかげで自分は反面教師として絶対しなかったけど……」
「母親がそんな感じで、高校の時ちまちま低賃金で夜中まで働いて稼いだお金をパチに回されました」
そして中には、場所や時代が違えばそれほどめずらしい考え方ではない、という意見も。
「形がちがえど農家だって後継が必要って子供産むし、それもひとつの生きる術」
「昔の貧乏子沢山は働き手が増えるからだった」
「1世帯当たりの収入低い分世帯数を増やして密集して住み、お互いに経済的に助け合おうって田舎じゃ結構ある考え方」
もちろん、すべての親が「お金」のために子どもをたくさん産むわけではないでしょう。子どもがたくさんいるからこそ手に入れられる幸せもあります。「将来的な世帯年収」というのは極端な表現ではありますが、それしか選択肢がない生き方もあるかもしれない、そんな想像力を働かせる余裕は持っておきたいですね。