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本の虫だったのに産後に文字が読めなくなった… ママたちから励ましと共感の嵐

妊娠・出産は、女性にとって命がけの大仕事。しかし当然、産んでおしまいではありません。「産後は目を使ってはいけない」と昔から言われていることですが、目を休めるどころか、一瞬も目を離せない小さな命と向き合う日々は想像以上の体力と気力を必要とするものです。

活字中毒だった私が、初めて出産してからというもの、読書体力がガタ落ちしてまったく長文が読めなくなり(目が滑る、内容が頭に入ってこない)愕然としてたんだけど、これよくある事みたいですね…私の場合は鬱病のせいもあったけど、産後6〜7年でずいぶん改善してきたので今絶望してる方は諦めないで…

よく眠りたまに色々考える主婦(@toppinpararin)さんのこんなツイートが、同じ経験をしたママたちから共感を呼んでいます。

「めちゃくちゃわかります…!」
「特に恋愛系の小説がまったく読めなくなりました」
「産後10年目ですが、小説は愚か、雑誌や学校のお便りですら目が滑りまくってます」
「産後のランチで、メニューに書いてある意味が分からなくて注文するのにえらい時間かかった」
「読書ができる目と頭と時間と環境は贅沢なことだったんだなぁ…と思いながら早10年」

よく眠りたまに色々考える主婦(@toppinpararin)さんは

「読書体力はリアル体力とも綿密に連動してるので、溺れるほど読んでた若い頃みたいには戻れないかもしれない」

と続けていて、これにも人々から共感の声が集まり、中には介護経験者も。

「産後は論理的思考力や語彙力も低下している気がする」
「乳幼児は、一瞬でも気を抜いたら何があるか分からないので、常にアンテナを張っている状態。読んでいても、没頭できる環境出ないことも、一因かも」
「介護でも起きます。家族の生き死に神経を尖らせる毎日が、字を読む頭の体力を消耗させるのかな」

もっとも多かったのは「仲間がいて安心した」というコメントでした。

「初出産から、そろそろ8年…本が半分くらい読めるようになりました。こんなに長く本が読めなくて焦ってたけど他にもいるみたいで安心しました」
「自己管理が足りないためだと思い込んでいました」
「あと数年したら戻るかもと希望を捨てずに過ごせそうです」

これほどまでに女性の体を変える妊娠、出産、子育て。活字が読めずに苦労している女性たちに勇気を与えてくれたこの投稿が、少しでも多くの人に伝わるよう願いたいですね。

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