と、タイトルで謳ってはみましたが、そもそも「デジタルコンテンツって何?」という方もいると思います。
■コンテンツのよろずや「DLmarket」
デジタルコンテンツとは、身近なところでいえば電子書籍などの文書データです。ほかにも音楽データなど、インターネット上でさまざまなコンテンツが販売されていて、パソコンやスマホ、タブレットで楽しむことができます。
ダウンロード販売サイト「DLmarket」をのぞいてみました
このデジタルコンテンツを販売しているウェブサイトで日本最大級の規模なのが、今回紹介する「DLmarket(ディー・エル・マーケット)」です。扱っているコンテンツは、電子書籍や楽譜、受験や資格試験の過去問、Web用のデザインテンプレート、さらには音源や映像データなどなど。その数、約15万件。
■多種多様な文書データが手に入る
何はともあれ、のぞいてみましょう。トップページから下にスクロールすると「カテゴリ一覧」がありました。ここから探してみます。
まずは、DLmarketのなかでも人気商品だという楽譜をチェック。音楽、映像のカテゴリに「楽譜・スコア」がありました。最新のJポップからクラシックまで、楽器もピアノやギター、マンドリンなどさまざまです。
次は電子書籍を見てみます。書籍のコーナーをざっと見ただけでも、かなりの品揃えです。ベストセラーや名著だけでなく、思わぬ本との出会いを求めているような方は、おもしろい本が見つかるかもしれません。
小説や新書だけでなく、コアなマニュアルやカタログも置いています。こちらは、自動車メーカー「ルノー」の部品の探し方を記したという『ルノー部品検索ガイド 1996年版』という本。すべてフランス語で書かれたガイドブックですが、好きな方にはたまらないのでしょう。
■無料で利用できるコンテンツも
続いて紹介するのは過去問。DLmarketでは、特集コーナーも設けているようです。チェックしてみると、受験関連のものだけではなく、司法試験や宅建からボイラー技師や占い師(?)まで、色々な資格試験の過去問がありました。
これは慶応義塾横浜初等部の過去問です。ちなみに、無料でダウンロードすることができます。ほかにも、いろいろな無料コンテンツがあるようです。
■かゆいところに手が届く絞り込み検索
つづいて紹介するのは、ウェブのテンプレート。デザインの雛形みたいなものですね。ウェブサイトを一から作りたい方、サイトのリニューアルをしたい方は重宝しそう。具体的な用途ごとに絞込み検索ができるようになっています。
用途だけでなく、カラーやイメージまで選べます
自分好みのテンプレートに、画像やテキストを流しこむだけで使うことができるようです。とくに、WordPressのテンプレートは2,000点以上ある模様。PC向けだけでなく、スマホ向けのテンプレートもたくさんありました。
■個人でもカンタンに出品できる
あらゆるものを幅広く売っていますが、中にはこんなものも。
3Dプリンタのデータも。ミニチュア多肉ハウスは税込み1,080円
自作のコンテンツやモノを売ることができるのも、DLmarketの特徴です。個人でもカンタンに出品できるシステムによって、多くの商品が集まっているものと思われます。自分の趣味を活かして、お小遣い稼ぎにもなりそうですね。
見たこともない商品の圧倒的な品揃えを体感するのは、未知の扉を開くような感覚。思いがけないニッチなものにも出会えそうです。このようなサービスの存在を知っておくと、何かのときに役立つかもしれません。
・DLmarket
http://www.dlmarket.jp/