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Facebookを最大限活かす就活術!

有効に活用すれば、就職活動の強い味方となるSNS。学生側も、企業側も、利用する人は年々増加している
12月に入り、大学生の就職活動も本格的にスタートしました。「ソー活」という言葉をご存知ですか? TwitterやFacebookなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用した就職活動のことで、昨年度より注目されるようになってきました。採用にFacebookを活用する企業はますます増えていますし、就活生も日常生活において当たり前のように使っていると思います。

しかし、まだまだ個人的な情報発信をすることに抵抗を感じている方も多く、Facebookを何に活用して良いか分からない……という人もいるのではないでしょうか。

今回の記事では、就活でFacebookをどのように活用できるのかをご紹介したいと思います。

■業界研究のサポート

企業のFacebookページでは、採用HPや、リクナビといった求人サイトには載っていないような最新の更新情報や企業情報も多くアップされています。就活生からの質問やコメントに答えたり、社員や社長自らが情報発信していたり、企業によってその内容はさまざま。
Facebookには、いくつかのFacebookページをまとめることができるリスト機能もありますので、是非、活用してリアルタイムな企業情報を覗いて見てみてください。

■OB訪問のサポート

活用機会として最も充実しているのが、OB訪問をサポートする機能です。Facebookの検索窓に企業名を入れてみてください。その企業で働いている人が何人も表示されます。また、出身地、学校、勤務先などから知り合いを検索できるコネクションサーチという検索ツールも備わっており、訪問したいOBを容易に見つけることができます。

目的の人が見つかったら、次はメッセージを送ります。ここで気をつけてほしいことは、相手先への配慮です。相手はプライベートで利用している人がほとんどであり、マナーや印象が悪いと返信すら返ってこない恐れがあります。メッセージを送る際は、

・顔写真、最低限のプロフィールを入れ、身分が分かるようになっているか
・メッセージの文章は適切で、相手に配慮があり、不愉快にさせない文章になっているか
・その人を選んだ理由が明確で、相手の都合に合わせようとしているか。

という点に十分注意しましょう。

先輩の紹介や大学の紹介でも全く同じことで、OB訪問の基本は大事にしましょう。Facebookの場合は、会った後に友達リクエストを送れば、定期的に接触ができるというメリットがあります。 ただし、この時に忘れてはいけないのは、必ず事前にメッセージなどで先方の許諾を取る等のマナーを守ることです。

■説明会やセミナーのサポート

就職活動は、普段知り合うことのない人とも接点を持てる貴重な機会。SNSを使って、こまめに近況報告をしてみては?
説明会やセミナー後、企業の人事や、学生同士で連絡先を交換している姿をよく見かけますが、一度きりの関係で終わってしまうこともあります。企業と学生という点も一因ではありますが、学生同士でも、なかなか”繋がり”を保つことは難しいですよね。

そんな時に役に立つのが、特定の友人たちとやりとりしたり、情報を共用したりできるFacebookの「グループ」機能。企業が積極的に立ち上げる場合もあれば、同じ業界を志望している学生同士が、就活グループを立ち上げたりすることもあります。積極的に活用して、情報交換の場にしてみてはいかがでしょうか。

最後に忘れてほしくないのは、Facebookをフル活用すればうまくいく、とは限らないということ。あくまでも現実世界のコミュニケーションを便利にしてくれるツールであり、魔法のツールではないということだけは忘れないでください。

また、Facebookも就活も、結局は”人との繋がり”が非常に重要です。ソー活という言葉だけが一人歩きしていますが、就活を通じて様々な人と関わりたい人がうまく活用することで、現実世界がちょっとだけ拡張されて、WEBの世界でも素晴らしい人間関係が築いていけるのだと思います。



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