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旅行好きのためのFacebook活用術<帰宅編>

楽しかった夏休みの旅行。世界遺産や青い海、鮮やかな花々、絶品だったフルコース料理……。旅で得た知識や出会い、写真を眺めながら余韻にひたっていたのもつかの間、帰宅後は日々の生活に追われてそのまんま、なんていうことはありませんか? そんなの実にもったいない! 旅の思い出は、Facebookで活用してみませんか。連載3回目となる今回は、旅から戻ったあとにぜひ試してみたいFacebook「3段活用」をご紹介します。

1.旅先で訪れた場所や施設のFacebookページを探してみる

1回目の『旅行好きのためのFacebook活用術<計画編>』でもご紹介したとおり、Facebookは旅の情報収集に役立つ強力ツールです。帰ってきたら、実際に泊まったホテルや、現地でふらりと立ち寄ったレストランやショップなどのFacebookページをチェックしてみましょう。

最近は店内で「Facebookはじめました」と宣伝するお店も増えてきました。実際に感想を書き込めばこれから出かけるユーザーやショップにも参考になりますし、新たな交流が生まれます。

「いいね!」を押しておけば、その後の更新情報も知ることができるのでお得なキャンペーンなどもいち早く入手できるかも。旬の料理といった旅心をくすぐる情報なども入ってくるかもしれません。実は、このゆるやか~なつながりもFacebookの特色のひとつといえそうです。

ホテルや飲食店だけでなく、寺院などでもFacebookを活用しているところも増えてきました。例えば京都の恋愛成就スポットとして知られる鈴虫寺(華厳寺)では季節の情報も載せています。たまにニュースフィードで記事を見かければ、旅の思い出にひたれるし、気持ちも癒されたりするものです。

2.旅先での写真を、カバー写真、プロフィール写真にして自分を表現

カバー画像を一度設定したっきり、変えていないという人こそ、ぜひ一度旅の画像に変えてみてほしい
『旅行好きのためのFacebook活用術<旅先撮影編>』でご紹介したスマホ撮影テクを参考に、旅先で撮ったたくさんの写真は、アルバム機能を活用して整理することもできるのですが、今回おすすめしたいのは、カバー画像とプロフィール写真の更新。

タイムラインだとすぐに流れていってしまうので、本当に見てほしい写真やお気に入りがすぐ下の方に埋もれてしまうのは寂しいですし、せっかくの写真、特にお気に入りのショットは常に表示させておきたいですよね。

噂によると、欧米のFacebookユーザーはカバー画像で自分のセンスや関心事を表現するのに対して、日本では一度設定するとあまり変えないという人が多いようです。かくいう筆者も、結構ものぐさなもので……。

ためしに、ずっと使っていたビーチリゾートのカバー画像から、真っ赤な花のアップに変えてみたところ、雰囲気ががらりと変わって、情熱的な女子になった気分(思い込みだっていいんです!)。パソコンの壁紙感覚ですね。センスをアピールする場になりそうです。
カバー画像の例。タヒチ・パペーテ港のルロット(トラック屋台)で筆者が撮影。ビーチや花、夕暮れの屋台……1回の旅でもたくさん使いたい素材があってどれにしようか迷ってしまうほど
画像アップロードはFacebookの設定画面から可能。写真は直接アップロードできますが、横長サイズなので、好みの位置でフレームを調整してください。あらかじめサイズに合った画像を作成するソフトもあります。

プロフィール写真も同様。自分を表現することを考えると、お気に入りのものを厳選して使いたいですよね。ちなみに、画像サイズは、カバー写真がタテ851ピクセル×315ピクセル、プロフィール写真が180ピクセル×180ピクセル。それ以上大きいサイズですと、自動的に縮小してくれます。


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3.ライフイベントに旅の思い出を記録する

ライフイベントは自分のタイムライン(プロフィールページ)から登録可能。旅行以外にもいろんな項目がある
旅から戻ってきたあとは、ライフイベントに出発日を記録し、写真をアップしてみてはいかがでしょうか。いわばデジタル絵日記ですね。

これが、楽しかったなあと振り返るだけでなく、意外と役に立つこともあるのです! 筆者は取材だけでなくプライベートでも旅行に出掛けることが多いのですが、「この前沖縄に行ったのはいつだっけ?」と思い出せないこともしばしば。

ライフイベントに記録しておくと、日付とアップしておいた写真が表示されます。例えば何度か同じ島に出掛けていても、観光スポットや飲食店など行ったところの画像を見れば、「ああ、この時か」とすぐに思い出せるようになります。さらに、定点観測的に使うことでその街の風景が少しずつ変わっていく様子を見ることができるのです。写真にコメントをつけておけば、備忘録にもなります。
ライフイベントに追加すれば、何気ない旅先の情景も思い出に。画像は台湾中部の町で見かけた店番猫さん
もちろんプライバシー設定もできます。絶景ポイントなど感動を伝えたいときは全員に公開したいですよね。

一方、内輪で「○○ちゃんの観光地顔ハメ看板写真」を話のネタにしたり、家族や友人などに見せる場合はグループ内での公開に、自分だけのデータ記録用として管理する際には(内緒の旅行も♪)非公開にするなど賢く活用しましょう。

Facebookは旅と非常に相性のよいコミュニティツールなので、活用すればもっと旅の楽しさが広がりますよ。


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