世界初！紙製容器のマグネシウム空気電池「マグボックス」

今年の8月に発表された「マグボックス」をご存知でしょうか。マグボックスとは、カーバッテリー等で有名な古河電池と凸版印刷が共同開発した世界初の画期的な電池のことです。

■水や海水を入れるだけ

マグボックスは、紙の容器でできているため、廃棄しやすく、環境に優しい仕様になっています。最大の特長は、水か海水を入れるだけで発電するという画期的な発電方法です。USB出力端子がついており、スマホなら最大30回充電可能という大容量も実現しています。水を入れるまでは放電しないため、長期間の保存も可能です。

このマグボックスは、東日本大震災の時に携帯の充電が出来なくなって情報が遮断されたという経験がキッカケとなって開発されました。主な用途としては、避難所など災害時・緊急時での利用が見込まれており、2014年12月から主に自治体を対象に販売開始される予定です。

一般販売の時期は未定ですが、いざという時に役に立ちそうですので、ぜひ一般向けにも発売して欲しいところです。

＜関連リンク＞
画期的！スマホが充電できる鍋
電気代を抜本的に安くする方法
節約にもなる！電子マネー使いこなしテク