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Facebookをはじめとする業界のキーパーソンが登場。 Social Media Weekレポート!

2月17日(月)~21日(金)の5日間、「Social Media Week Tokyo 2014」が講談社本館講堂や浜離宮朝日ホールなどで開催されました。2009年にニューヨークで初めて行われたソーシャルメディアウィーク。各界の有識者によるシンポジウムや講演を通して、ソーシャルメディアに関する新サービス、マーケットの在り方などが語られてきました。今回はニューヨーク、バルセロナ、ハンブルグ、そして東京など世界8都市で同時開催され、ソーシャルメディアの未来図が浮き彫りにされていきました。

■多様なスピーカーが、SNSの未来を語る

東京でソーシャルメディアウィークが行われるのは今回で3回目。主要会場となった講談社本館講堂では、5日間の日程の中で1回50分の講演を1日最大8本行うという濃密な内容となりました。スピーカーとしてFacebookをはじめとする世界規模のSNSを運営する各社や、それらを活用した新興サービスの担当者が登壇。さらには当コラムでも既報した世界最大級の音楽ストリーミングサービス「Spotify」などの新サービスについても、運営会社自らがその可能性について報告していました。

単にソーシャルメディア上のサービスを言及するに留まらないのがこのイベントの面白いところ。実際、「震災復興におけるメディアの役割」「東京オリンピック」「マンガ」といった社会的・文化的な切り口を通して、ソーシャルメディアの在り様が語られていきました。スピーカー陣も豪華そのもの。サービス各社のキーパーソンはもちろん、ジャーナリストの田原総一郎氏・津田大介氏・堀潤氏、起業家の家入一真氏ら、ソーシャルメディアを有効活用している著名人も自らの思いを伝えていきました。

■ますますFacebookの成長が加速する予感

講演の一例を挙げると、3日目に行われた『イジられるブランドになろう!~企業の新しいコミュニケーション戦略』では、市ケ谷経済新聞編集長の菅野夕霧氏、アジャイルメディア・ネットワーク株式会社の徳力基彦氏らが、ソーシャルメディアでどのように企業やサービスを話題化するかを議論しました。「話題化してほしいというニーズはあるが、ソーシャルメディアでは企業側が歓迎するポイントと異なるところで受ける難しさがある」と徳力氏が話し、企業がこれまでの考え方に固執していてはソーシャルメディアが有効活用できないといった意見など、活発なやりとりが行われました。

Facebookに関係する話題は多く、初日にFacebook Japanの香川晴代氏が『人の繋がりで世界とビジネスを変える』をテーマに講演。「Facebookには11億人のユーザーがいますが、世界で24億人のネット接続人口があります。残りの人口へのリーチが課題」とし、Facebookに秘められた更なる可能性について言及しました。

2日目の『Facebookカスタムオーディエンスとメールマーケティングによる効果的な相互補完アプローチ』では、エクスペリアンジャパン株式会社の中澤伸也氏が、Facebookを活用したインバウンドマーケティングの手法を解説。

3日目の『ソーシャルメディアストックマーケティング』ではアライドアーキテクツ株式会社の津下本耕太郎氏が顧客を“ストック”していくのがSNSを活用したマーケティングの本質だとした上で、「Facebookを顧客育成の場として活用して、自社マーケティングに取り入れていく手法が有効だ」としました。この2つのセッションからは、マーケティング的な視点からもFacebookがいかに価値の高いメディアなのか改めて伺い知ることができます。

今後も音楽ストリーミングサービス「Spotify」をはじめ、各種サービスでFacebookとの連携がますます積極的に行われていくことでしょう。これからもFacebookの成長に期待したいところです!
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