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一生の想い出に残る、Facebookのサプライズ企画術

ハロウィン、忘年会、クリスマスなど、今からの季節は人が集まるイベントが目白押し。誕生日が近い人がいれば、「サプライズでお祝いしよう!」という流れになることもあるのでは?

そんな時に便利なのがFacebookのグループ機能。Facebookを活用したサプライズ企画術をご紹介したいと思います。
 

■グループ機能とFacebookページとの違いは?

Facebookページは不特定多数の人にアピールすることができますが、基本的には企業がファンと交流するためのアカウントなので、プライベートでの利用はおすすめしません。一方でグループ機能は公開範囲を自由に設定でき、データの共有もしやすいので、特定のメンバー間で内々のやりとりをしたい場合に向いています。

グループ機能は、本人の認証なしに招待したい人をグループに追加できるので、「見落として招待されているのに気づかなかった!」というメンバーの漏れを防ぐことができます。

また、公開範囲は全ユーザーが閲覧できる「公開」、グループと参加メンバーが公開されて投稿はメンバーだけが閲覧できる「非公開」、グループとメンバー、投稿内容がメンバーだけにしか表示されない「秘密」の三段階あります。サプライズを企画するなら、グループ自体の存在がバレない「秘密」がオススメです。

■グループの便利機能を使いこなそう!

グループを立ち上げたら、まずはイベント開催日を決めなくてはなりません。まずは「質問する」で候補日のアンケート。投票形式にしておくと、沢山の人が集まれる日が一目瞭然です。

ポスターや台本、会場図などのデータは、「ファイルを追加」で共有できます。ただし上限は25MB(2013年10月現在)ですので、画像やテキストなどモバイル機器から閲覧しやすいものはFacebookで、写真をまとめたzipや動画ファイルなど大きなサイズのものはオンラインストレージサービスで共有すると良いでしょう。

グループ機能では、グループ内でイベントを立てることができますが、グループに参加していないメンバーはイベントに招待することができないので、注意が必要です。サプライズを企画するなら、グループ外にサプライズの主人公となる人も招待するフェイクのイベントを立て、グループ内か、グループ内のイベントで会議を進めましょう。

■サプライズ企画のコツ

本人にバレないことはもちろんですが、他にもサプライズを仕掛けるなら、いくつかコツがあります。まず必要なのは「周囲の協力」。飲食店なら照明を暗くしたり、ケーキを保管するために冷蔵庫を借りたりしないといけませんので、事前にお願いと打合せをしておき、グダグダになるのを避けます。

また、「お金の割り振り」も先に決めておきたいポイント。小道具やケーキ・プレゼントの代金をどう割るのか、ヘアメイクや司会者にギャラを支払うことができるのか、主役は財布を開くべきか否かなど、一番モメるお金の問題を先にクリアにしておくことで、イベント後の不穏な空気を回避できます。

そして何より、「本人が喜ぶこと」であること。悪ノリし過ぎてしまうと、肝心の主役が不愉快な思いをすることも……。あくまでも趣旨は驚かせて感動させることですから、軸がブレてはいけません。

■5万円で結婚式も夢じゃない!

筆者の企画例ですが、「お金がないけど彼女のために結婚式をあげたい」という新郎に依頼され、新婦にサプライズで50人規模のパーティーを開いたことがあります。予算5万で中古ではありますが花嫁のドレスからアクセサリー、ウェディングケーキ、参加者へのプチプレゼントを揃え、Facebookのイベント機能で集客や会議。何も知らずにやってきた新婦が、沢山の友人に囲まれて人前式を挙げるという大規模サプライズは、大成功に終わりました。

イベントはアイデア次第。思いが詰まったサプライズ企画は感動を呼び、人と人との絆を強めます。是非あなたもFacebookを活用して、サプライズを計画してみてくださいね。



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