ボトルの口にレモンやライムがちょこんと乗った、どこかおしゃれなルックスがトレードマークのコロナビール。日本ではこのレモンをボトルに押し込んで飲むスタイルが定番化していますが、実はこの飲み方のルーツ、とっても意外なところにあるのです。
コロナのふるさとであるメキシコでは、もともとビール瓶の口を飲む前に消毒するためにレモンを添えるようになったのだとか。この名残りから、今でもコロナはもちろん、そのほかのビールにもレモンが付いてくることはめずらしくないそうです。今やレモン抜きには語れないコロナですが、意外にも衛生の観点から添えられるようになったのですね。
コロナ独特の軽めの飲み口にさわやかな味わいを添えてくれるレモンですが、たまにはボトルの口をレモンで拭って現地風のスタイルで飲んでみるのも面白いかも。一緒に飲む人に突っ込まれたら、お酒のちょっとした肴に、こんなウンチクを話してみてはいかがでしょう。 (撮影:石井幸久、執筆:原 貴子)
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