ロシアはソチで開催されていた冬季五輪が終了しました。金メダルを獲得したフィギュアスケート羽生結弦選手の堂々たる演技、“レジェンド”葛西紀明選手の悲願の表彰台など、今回も日本スポーツ史上に残る名場面が生まれましたね。3月7日からは冬季パラリンピックが同じくソチで開幕しますから、まだまだ熱い戦いの余韻に浸ることができそうです。「東京2020オリンピック・パラリンピック - Tokyo2020」のページでは、写真と文章で現地の情報を盛りだくさんに配信してくれました。パラリンピックでも同様の記事を展開してくれるでしょうから、期待して待っていましょう。
■ロシア有数のリゾート地・ソチへの旅
さて、五輪の映像を通して、ソチという街は市街地にしても、自然にしても美しいという印象を持った人は少なくないのでは? それもそのはず、そもそもソチは“ロシアのリビエラ(地中海の一大リゾート地)”とも称される同国有数のリゾート都市。雄大な黒海を望む砂浜や、世界遺産にも登録されている西コーカサス山脈などをたっぷりと楽しみながら、リラックスした時間を過ごすことができます。
ビーチがあるだけに、夏の旅もオススメ。連休や夏の長期休暇の渡航先として考えてみてもいいでしょう。ロシア旅行に関してはいくつかFacebookページが存在します。旅行代理店が運営する「ようこそ!ロシア FUN! RUSSIA」では、ソチはもちろん、ロシア全土の魅力をたっぷりと紹介してくれています。同様に、「ロシアエクスプレス」でもロシアに精通する会社ならではのマニアックな情報がゲットできるでしょう。
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■多様な食の交差点・ソチの味を楽しもう
国内のロシア料理店で現地の気分を味わうという手もあります。ロシア料理と言えば、ボルシチやピロシキなどがお馴染みですが、Facebookのロシア料理の項目を見ると、「保存食を多用した煮込み料理や炙り焼き料理」などが多いようです。ソチのあるコーカサス一帯はまさに“炙り焼き料理”が主流のエリア。実際、代表的な料理である「シャシリク」は羊肉を串焼きにしたものです。どこかで見たことがあると感じた人は、きっとトルコのシシケバブではないでしょうか。ソチのあるコーカサス地方ははトルコや旧ソ連のグルジア、東ヨーロッパ諸国とも近いことから食文化が多様で、香辛料をたっぷり使ったエスニック風味の料理も定番となっているのです。
日本国内でもロシア料理が食べられる店はありますが、Facebookページを眺めていると、五輪に合わせてソチ料理をメニューに組み込んだところがズラリ。ロシア料理の老舗の流れをくむ「ロゴスキー深沢カフェ」(東京都世田谷区)のほか、「チャイカ」(東京都新宿区)、「ロシア料理 Rupashika」(愛知県名古屋市)など枚挙に暇がありません。期間限定の場合もあるので注意が必要ですが、この機会にソチの味を堪能したいですね。日本ハンバーグ協会では“ソチロス”を解消べくロシア風ハンバーグを特集。寒い冬に体を温める料理が多いロシアにならって、煮込みハンバーグとデミグラスハンバーグの名店を紹介してくれています。こちらもぜひ覗いてみてはいかが?
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