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秋本番!ぶどう、りんご、松茸……味覚狩りに行こう

秋は味覚狩りがいちばん楽しい季節です。今年の夏は暑かったおかげで、果物がとってもおいしいという評判。先日、筆者も山梨にぶどう狩りに出掛けたのですが、たわわに実った巨峰は濃厚な甘さでとってもジューシー! ぶどう棚の下でまったり過ごし、癒やされてきました。Facebookページで畑の様子や混雑状況を案内している農園も多いので、今度の休みに早速出掛けましょ!(※天候等により、収穫体験が中止・内容変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。)

■フルーツ狩り、迷ったら中央線に乗ろう!

ぶどう狩りはラストスパート。東京から行きやすいのが中央線沿線。例えば山梨県勝沼は、JR中央線や中央自動車道でも1時間あまりという近さで、勝沼ぶどう郷駅付近にはぶどう園やワイナリーなどがひしめいています。農家それぞれが自信を持って栽培しているので、試食して気に入った品種や農園を選んでみては。摘み取りや食べ放題(時間も30分から無制限まで)など選択肢も豊富です。例えば「古寿園」はぶどう狩り(食べ放題)のほか、バーベキューやほうとうなど食事も可能。山梨市の「中島農園」では珍しいキウイフルーツ詰め放題を体験できます(10月20日~11月末)。

■大人も子どももハマる体験型施設

「はままつフルーツパーク時之栖」内には見るだけで楽しくなるフルーツモチーフの大型遊具がたくさん。写真は"カキのブランコ"
秩父の「小松沢レジャー農園」は、ぶどう狩り(11月中旬まで)やさつまいも堀りといった味覚狩り以外にも、うどん打ち体験、ピザ焼き体験(要予約)など体験メニューも豊富でまる1日遊べます。また、今年4月にリニューアルオープンした「はままつフルーツパーク時之栖(ときのすみか)」では、いちじく、あけびなど珍しい果物も収穫できます。フレッシュなワインが楽しめるワイナリーや、フルーツをモチーフにした大型遊具もあり、大人から子どもまで楽しめます。新東名高速の開通でクルマでのアクセスが便利です。

■憧れの松茸狩り&泊まりがけで行きたい果樹園

「藤の坊さんだ山荘」の松茸狩りは難易度が高く宝探し感覚なので、運よく収穫できた場合はなんと無料で持ち帰り可能!
泊まりがけの旅行で味覚狩りを体験するなら、宝探し気分で松茸狩りはいかが? 兵庫県三田(さんだ)にある「藤の坊さんだ山荘」は松茸と三田牛すき焼きが評判の店で、食事をした人は松茸狩りを無料で体験できます(10月初旬~11月中旬)。

高品質のりんごを味わうなら東北へ。青森の「津軽ゆめりんごファーム」では土作りからこだわってりんごを栽培しており、つがる、紅玉、シナノゴールドなど季節に合った収穫体験を実施(11月中旬まで)。さらにフルーツタルト作り(3日前までに要予約)も体験できます。また、山形県天童市の「王将果樹園」はネット予約が可能で、りんご狩りと天童温泉入浴券とラ・フランスのお土産がついたプランなどユニークなものも。


味覚狩りに持って行くと便利なものは、飲み物にウェットティッシュ、小さなコンビニ袋にレジャーシート。お弁当持ち込み可のところもあります。また、畑とトイレが離れていたりすることもあるので事前にチェックしておくのがおすすめです。ペットもOKの農園もあるので、予約時に確認を。


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